犬山市のちょっと奥の方、なかなか観光の方では行くことのない場所ですが、素敵な景色の町「善師野」に、【和カフェ入野】はあります。
ひっそりと営業される事がスタンスで、一歩入れば静かな時間を楽しめるのが魅力。
今回は、そんな【和カフェ 入野】の絶品チーズケーキをいただいてきましたのでご紹介します。
※掲載内容は訪問当時のものです。
【和カフェ 入野】どんなお店?
お店の様子を紹介します。
どんなお店?
善師野の住宅地の中に、アプローチの整えられた戸建て住宅でお店を営業されています。
大きな古民家だった場所をリノベーションして2024年11月にオープンされました。
特に目立つことはなく、知らなければ通り過ぎてしまいそうな静かな佇まい。
お店のオーナーさんは、営業日だけこちらに来られているそうで、新たにこちらをご実家として通われているそう。
メニューは限られますが、こだわりが詰まった珈琲や手作りのスイーツを提供されています。
外観
大きなお宅の道路側一角がカフェになっていて、外観から落ち着いた雰囲気が伝わってきますね。
背景から分かるように、ここは犬山の中でも自然豊かな場所で、のどかな風景の住宅の中道を通ってお店へたどり着くので、【和カフェ 入野】の魅力である静かな雰囲気を守られると良いですね。
お庭には季節のお花が咲き、奥には竹林という癒される風景。
猫好きなのかも?と想像する看板です。
こちらはオーナー手作りの温かみある看板。
店内
店内へ入るとまず飛び込んでくるのが大きな窓からの美しい眺め。
奥に見えるのは、山一面の竹林で、山の中には神明神社があります。
この竹林で、2024年の冬開催されたのが「宵の道」竹あかりナイトウォークイベント。
竹林の環境保護と街おこしを合体させたイベントで、善師野にたくさんの方が来場され、幻想的な光景に魅せられていました。
さて、【和カフェ 入野】の店内は、季節を巡る竹林の風景も楽しめて、落ち着いた色合いが大人の雰囲気。
テーブル席はなく、ローカウンターとハイカウンターのみのコンパクト空間。
座り心地の良いシックな回転椅子が、和のお店の雰囲気ととっても合っていておしゃれですね。
店内には、オーナーのお母さまが描かれた作品も飾られていますので、ぜひご覧くださいね。
【和カフェ 入野】メニューと実食
メニューはシンプル。
ブレンド珈琲の種類が3種類あり、特徴に合わせた味や香りが楽しめるよう考えられています。
お願いしたのは絶対食べたかった「ふわふわレアチーズケーキ」のケーキセット。
普通に想像するレアチーズケーキと少し違いますよね?
とってもふわっふわで、今までに食べたことのない食感!
酸味が特徴のレアチーズですが、その酸味が優しくマイルドで、カットするフォークにはまるでスフレのような触感なんです。
口溶けが滑らかで、軽いのですぐ無くなっちゃうのが悲しい。
季節のベリーソースの甘酸っぱさも相性が良く、ビスケット生地に至るまで拘られていて、ビスケットの甘みがケーキの爽やかさにスイーツらしさをプラス。
カフェオレはミルク感が多めなので、コーヒー好きでなくても飲みやすそうな味でした。
少しお高めですが、こだわりの珈琲を使い、量がたっぷりなのが嬉しいですね。
お連れ様のYブレンドは、メニューに記載の通り、柔らかく「とても丁度よい」という言葉が合う飲みやすさで、後味の酸味をほんのり優しく感じられます。
一人分ずつ淹れる珈琲は店内に良い香りを放ち、贅沢な待ち時間。
店内は少しだけオーナーセレクトの本が置いてあるので、読書しながら待つのも大人の時間になりそう。
めちゃくちゃ美味しくて、感動の「ふわふわレアチーズケーキ」は、オーナーがもっとこういうチーズケーキが食べたい!というご自身の希望を追求した結果、誕生した逸品とのこと。
このふわふわ食感は、生クリームを加えることで生み出しているそうですよ。
営業日が少ないので、また行ける日が楽しみになる美味しいケーキセットでした。
【和カフェ 入野】所在地や営業情報
住所 | 犬山市善師野字浦田28 |
電話 | |
営業時間 | 10:00~16:00 |
営業日 | 水木金土 |
駐車場 | 2~3台あり |
SNS | |
チェック | 現金のみ |
グーグルマップに未だ載っていない隠れ家的カフェですが、グーグルには載せずにひっそりとゆったりと続けられたいとのご意向で、土地やお人柄から感じられる優しさが伝わってきました。
駐車場のコンクリートゾーンは、バイクの方優先スペースです。
まとめ
おひとりでの営業で、諸所に「丁寧」を感じる珈琲やケーキ。
メニューにあるコーヒーゼリーもかなりのこだわりで作られているそうで、一つずつ丁寧に作る貴重なスイーツだとか。
今どきのカフェとは一線を引いている「ひっそりカフェ」が、静かに永く続きますように。