犬山城下町通りを南へ真っすぐ、名鉄犬山線「犬山口」から徒歩2分【小松屋商店】は昔からのこんにゃくの老舗。
こじんまりとした店舗ですが、親切な接客と分かりやすい説明で、お店の方の人柄までも紹介したくなる温かいお店です。
名のある受賞でも有名な【小松屋商店】のおすすめ、夏季にしか作れない数量限定の「生ところてん」や、真夏以外しか作れない「出来立てこんにゃく」の販売などご紹介します。
2021/09/11再来店した際の追記記事もあります。
※掲載内容は取材当時のものです。
【小松屋商店】住所や駐車場など
住所 | 愛知県犬山市犬山南古券149 |
電話 | 0568-61-0029 FAX0568-61-8572 |
定休日 | 水曜日 |
営業時間 | 9:00~17:00 土日10:30~ |
週末には各地で朝市などにも出店されていますので、お店の開店時間が少し遅いようです。
駐車場
お店の前の道を挟んだところの共同駐車場の中に2台、駐車スペースがあります。
お店から一番近い2台分に【小松屋商店】の看板が有りますのでそちらを利用してください。
【小松屋商店】店内の様子と商品
店内の直売所はこじんまりとしたスペースですが、たくさんの種類が並んでいます。
煮物などに使っても使い切れる半分サイズは便利ですね。
【小松屋商店】のこんにゃくは、こだわりの製法で作られているものばかりなので、水温の上がる真夏は製造出来ない種類もあるようです。
以前、朝市などで購入した「出来立てこんにゃく」が忘れられないくらい柔らかくて美味しかったのですが、残念ながら真夏に付きちょうどお休みされていました。
9月下旬から出るそうなので、こんにゃく達の購入は次回のお楽しみにします。 (※追記記事で紹介しています。)
糸こんにゃくや板こんにゃくも有ります。
【小松屋商店】のこんにゃくは、ほとんどの種類をさしみ蒟蒻として食べる事が出来るそうです!
あく抜きの必要がなく、さしみやサラダにそのまま使えたり、ダイエットにも活躍する万能な「こんにゃく」ですね。
【小松屋商店】は、こんにゃくの製法で欠かせない石灰の替わりに貝殻カルシウムを使用したり、こんにゃく芋は乾燥でなく生芋をすりおろすなど、聞けば聞くほど美味しいに違いない!と思えるこだわりなんです。
モンドセレクションの受賞歴の他、「食の3重丸」という日本の食の安心安全向上を目的とした機関の認定も受けているので、犬山観光へお越しの方にも自信を持ってお土産におススメしたいです!
今日の目的は「生ところてん」。
夏季の間しか出ない「生ところてん」は、週末限定の1日80食だけという貴重な逸品です。
お昼には売り切れてしまうので、予約をおススメします。
店頭には、生ではないものの、今では希少な羽窯炊きの「ところてん」の販売も有りますが、やはりお昼過ぎにはほぼ完売でした。
唯一、黒蜜のところてんが残っていたので、予約しておいた「生ところてん」と食べ比べをしようと購入してみることに。
2021/9/11 追記 「出来立てこんにゃく」
前々から楽しみにしていた「出来立てこんにゃく」の販売が、今日から始まるとお聞きしたので早速行ってきました。
お昼頃に伺いましたが、やはり残りわずかだったのでお取り置きをお願いしておいて良かったです!
数量は決まっておらず、イオン扶桑のわくわく広場や朝市などに出品する製品と一緒に製造し、穴あきなどで一緒には並べて販売できない製品を店頭で販売しているとのことです。
穴あきでも味は変わらないので自宅用なら問題ないですね。
他に理由ありこんにゃくも並んでいました。
「生」ではないところてんはオールシーズン置いてあるそうです。
夏と違いお昼に売り切れにはなっていませんでしたが、夏以外も様々な食事制限の方などの購入もあると、ご主人が教えてくれました。
※「出来立てこんにゃく」実食は次でご紹介します。
【小松屋商店】生ところてん・出来立てこんにゃく実食
生ところてん
予約しておいたのは「生ところてん」黒みつ・三杯酢を各1食ずつ。
お昼過ぎに取りに伺いましたが、来店してから天突きで突いてもらえるようで、お店の方が「少しお待ちくださいね」と言って奥で作ってきてくれました。
突きたてのところてんはこんな感じでとっても綺麗です。
黒みつと三杯酢はそれぞれ別にタレを用意してくれます。
「生ところてん」黒みつ味を実食。
うっとりするほど艶やかで透明感が綺麗ですね。
新鮮ならではのプリップリの食感!
こちらは店頭の商品を購入したところてん。
見た目の差はあまり分かりませんが、麺の張りや角が若干違うような気はします。
食べてみると、やっぱり食感が違いました!
つるっと滑り良く入っていくのはむしろ店頭のパウチされた方かもしれませんが、生は角が立っているので、のど越しの良さより食べ応えある食感が素晴らしいです。
こちらは「生ところてん」にタレ瓶でもらえる三杯酢とゴマをかけたもの。
そんなにきつい酸味ではなく、個々の好みですが個人的には三杯酢が好きでした。
どちらも美味しかったです。
黒みつは濃厚なので気になりませんでしたが、三杯酢は少し水気が出てくると薄く感じてしまうので、食べる前にザルで水気を切るといいですよ。
追記:出来立てこんにゃく
事前に電話で取り置きをお願いした出来立てこんにゃくは白・黒。
色の差は、黒が海藻、白は大豆だそうです。
早速おさしみにして頂きました。
写真でも伝わるであろうプルプル感すごいです。
お箸で挟むと、本当にお刺身の様にくたっと二つ折りになってしまうくらい柔らかいんです。
白は特に柔らかく、食感はしっかり目のわらび餅に近い!
お好みですが、酢味噌やポン酢などでお召し上がりを。
※2021/11/7にイオン扶桑で撮影した写真を載せておきます。
【小松屋商店】まとめ
この記事の初めに載っているお店の写真に大きな「心太」の文字、「ところてん」と読むのをご存知でしたか?(ところてんの時期以外は付け替えられます)
何故この漢字なのか意味は諸説ありますが、ところてんを初め、こんにゃくについてお店のご主人に尋ねるととっても分かりやすく説明してくれます。
何がどう「生」なのか、製品をパッケージする工程で熱処理されるのもがほとんどですが、その熱処理を行わないことで新鮮なまま提供しているなど、詳しく教えて貰えてとても勉強になりました。
ご主人のようには話せるようにはなりませんが、【小松屋商店】のトーク技術もサービスのひとつと思って是非体験してみて下さいね。
【小松屋商店】の目の前に「ういろの大野屋」があります。お土産におススメですよ。
↓「ういろの大野屋」の詳しい記事はこちら↓