犬山に歴史の教科書でおなじみの「前方後円墳」があるってご存じですか?
犬山市楽田にある【青塚古墳史跡公園】は、国指定の史跡公園で県内2番目の大きさを誇る前方後円墳。
芝生の公園が併設された【青塚古墳史跡公園】は、史跡としてだけでなくイベントが行われたり、憩いの場にもなっています。
※掲載内容は訪問当時のものです。
【青塚古墳】【青塚古墳史跡公園】の所在地など
所在地 | 愛知県犬山市青塚22−3 |
電話 | 0568-68-2272 |
開館時間(ガイダンス施設) | 9:00~17:00 |
休館日(ガイダンス施設) | 月曜日(祝の時は翌火曜日) 12月28日~1月4日 |
入館料 | 無料 |
駐車場 | 15台 |
県道176号線から駐車場に入る事が出来ます。
【青塚古墳】【青塚古墳史跡公園】とは?
【青塚古墳】は古墳から東へ4㎞の大縣神社の御祭神の墳墓と伝えられており、4世紀中頃とみられる出土品などから、歴史の深い古墳と言われています。
【大縣神社】の詳しい記事はこちら↓
昭和58年に国の指定史跡と認定され、大規模な復元工事と周辺設備が行われました。
愛知県で2番目を誇る大きさや形状、外観についての詳しい記載が有ります。
復元にあたり、地名でもある「青塚」のイメージに沿う様、墳丘には「小熊笹」が植栽され、代表的な出土品として「壺形埴輪」が装飾されています。
墳丘には通常近づけませんのでご注意ください。
【青塚古墳】【青塚古墳史跡公園】の様子
青塚古墳
緑美しい古墳。
今でこそ、美しい古墳ですが、本来は盛土の表面に河原石を敷き詰めた見た目だったそうです。
かなり遠目で撮影してもレンズに収まらないほど大きく美しい古墳ですが、復元工事の際「小熊笹」植栽され、広場の芝生から見ても分かるように、スタッフとボランティアの方々のおかげで綺麗に管理されているのが良く分かります。
壺形埴輪
青塚古墳の周囲を囲む赤色の壺。
青塚古墳でも様々な出土品が発見されていますが、約2メートル間隔で墳丘を囲んでいた「壺形埴輪」は、発掘の頃には長い年月が経ち壊れてしまっていました。
現在では、「壺形埴輪」を模した赤茶の壺が配置されています。
広い芝生広場
青塚古墳はなんといっても美しい芝生広場が魅力です。
春から初秋にかけて、豊かな緑で目の保養にもなります。
公園は自由に入れるのでボール遊びや追いかけっこ、紙飛行機飛ばしなどなど、一年中広々と遊べますよ。
まほらの館
広場の一角に建っている唯一の建物です。(トイレあり)
「まほらの館」は、青塚古墳の資料見学や歴史を勉強出来たり、ガイドツアーや講習会などを開くガイダンス施設となっています。
「まほらの館」に併設でトイレが有ります。
車いすの方用もありますので安心してご利用ください
文化遺産カード配布指定場所
全国各地で集められる「文化遺産カード」。
犬山市でも「犬山城」「犬山祭」など多数の文化遺産カードがあるそうですが、青塚古墳ガイダンス施設でも犬山市の文化遺産カードを取り扱っています。
文化遺産カードにもなっている【犬山城】の詳しい記事はこちら↓
【青塚古墳】【青塚古墳史跡公園】の古墳まつり
一年通して史跡巡りを楽しむ方の名所となっている【青塚古墳】ですが、毎年5月には地域の方も楽しみにしている【青塚古墳まつり】が開催されます。
引用:NPO法人ニワ里ねっとホームページより
2022年 青塚古墳まつりは天候による事情で翌15日の開催になりました。
開催当初は【青塚古墳史跡公園】の整備や設備のオープンに合わせ行われた記念式典で、古墳の歴史を広めたり、子供たちの学びの場としての役割もあったようです。
ガイダンス施設の見学などはもちろん出来ますが、近年では近隣の方で賑わう親しみやすいお祭りとなっています。
例年は飲食ブースや吹奏楽の演奏などもありますが、コロナ禍の数年は自粛となっています。
今年も児童向けゲームやワークショップ、有志によるステージ発表など様々なイベントがあり、イベント時は普段は立ち入ることのできない古墳のガイドツアーがある事も。
まとめ
ちょっと小難しいイメージもある「古墳」ですが、青塚古墳は地域に優しい公園です。
ガイダンス施設「まほらの館」では古墳けしごむや古墳キーホルダーなどを手造りする事が出来ます。
古墳キーホルダーは販売もしていますが、イベント開催時でなくても体験できる時間帯もあるようなので、是非公園に遊びに行きがてら作ってみては?
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