犬山城下町本町通りから徒歩2分ほど、犬山城観光や城下町散策の休憩にもぴったりな喫茶店【珈琲ふう】
賑やかな通りからは少し離れ、ご主人の趣味だというたくさん本に囲まれながら静かに落ち着ける空間です。
メニューは限られますが、ランチタイムはなくいつでも安定した提供をしてもらえるのも魅力のひとつ。
店内の様子や実食レビューします。
※掲載内容は訪問当時のものです。
【珈琲ふう】のメニューと実食
メニューと、いただいた珈琲をご紹介します。
メニュー
ドリンクメニューと、種類は多くありませんが軽食もあります。
軽食はドリンク付きにすると少しお値打ちになりますよ。
カレーライスなどの食事メニューは、ランチではない為お昼ごろからラストまで注文可能ですが、その日の分が無くなり次第終了です。
平日16:00頃伺った時にカレーを食べているお客さんがみえましたが、その日のラストだったようです。
実食
今回は定番の「ふうブレンド」と季節の和菓子をお願いしました。
和菓子セットはドリンクが煎茶になるので、単品での注文になります。
ブレンドはあっさりめで飲みやすく、サラッとした口当たり。
和菓子を仕入れている「岩井本店」は【珈琲ふう】のすぐ近隣にある老舗和菓子店で、季節の和菓子をはじめ、鬼まんじゅうやわらび餅、祝催事の紅白まんじゅうなどを扱ってみえます。
この日【珈琲ふう】でいただける和菓子は桜餅。
小腹が空いてきたお腹に有難いあんこの甘みと、桜のしょっぱさが程よいおいしいおやつでした。
メニューにある「きょうのケーキ」は日替わりだそうですが、この日はシフォンケーキとの事。
和菓子の岩井本店の詳しい記事はこちら↓
【珈琲ふう】のお店の様子
店内など、お店の雰囲気を紹介します。
外観
外観は城下町一帯の景観を残した建物です。
門をくぐるように入る入り口は、奥へ続く土間の様になっています。
入り口上には、コーヒーカップをシェードにしたユニークな照明が。
気候の良い日は、涼しいこちらの土間でお茶を頂くのも素敵ですね。
お店はと言うと、この土間の奥ではなく入り口入ってすぐ右手のドアの向こうが【珈琲ふう】です。
店内
店内はレトロさを残した居心地の良い空間。
ハイカウンター席や、ローカウンター、テーブル席とあり、全部で16席ほど。
所狭しと並ぶのは、お店のご主人が趣味で購入しているうちに集まったという大量の本たち。
雑誌系は真ん中のサイドボードに並んでいます。
どんな本が多いかと言うと、あっちを見てもこっちを見ても「旅」。
もしくは「食」
音楽イベントなどもあり、本も他にも色々ですが、まるで図書館のようです!
レトロな土地の町屋喫茶店で、マニアックともいえる本をコーヒー片手に読む時間なんて乙に違いありませんね!
お店の奥さん曰く、ご主人は旅が好きで本が集まったのか、本の収集が好きなのかもはや分からないそう。
この日はご主人にお目にかかることはできませんでしたが、時々お店に立たれ、時々旅に出られるそうで、いつかお会い出来たらどんな旅をされてきたのか聞いてみたいものです。
店外には
お店外の土間スペースに、本やCDの処分コーナーがあります。
古本、中古CDでお気に入りを見つけられたら、お店の中へお会計に来てくださいとの事でした。
すごい量なので、もしかしたらお宝が見つかるかも?
【珈琲ふう】の所在地や営業情報など
住所 | 愛知県犬山市大字東古券560−2 |
電話 | 0568-61-6615 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 火・水 |
駐車場 | なし |
まとめ
自分だけの贅沢な時間を過ごすのにぴったりな【珈琲ふう】
観光の方にも一度は訪れて欲しいお店ですが、2025年2月末でお店を終えられる予定とお聞きしています。
永く愛されてきたお店なので惜しむ声が聞こえてきそうですが、カウントダウンのこの年を【珈琲ふう】で楽しもうと言う声も多いようですよ。
是非、贅沢な時間を【珈琲ふう】でお過ごしくださいね。
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