犬山市今井地区、住宅街からすると少し山の中に、自然豊かな農園【林ファーム】はあります。
たっぷりの日差しのもと、約15種類以上ものぶどうを育て、夏には直売所を開いて販売されているので、8月下旬にお邪魔しました。
シーズン中、毎日お客さんの絶えない【林ファーム】のぶどう直売所の様子をご紹介します。
※掲載内容は訪問当時のものです。
【林ファーム】直売所の所在地・営業時間など
【林ファーム】で地図検索すると広い農園の為、いくつか住所が出てきますが、東山123が直売所です。
住所 | 〒484-0005 愛知県犬山市今井東山123 |
電話 | 0568-61-4545 |
営業時間 | 10:00~15:00 |
営業日 | 8月10~8月末ごろ(収穫による) |
駐車場 | 多数あり |
直売所目の前に数台駐車可能、建物横の敷地内にも多数停められますので駐車場の心配はありません。
【林ファーム】直売所の様子
入り口は、建物を奥にして手前の舗装された道を入れば駐車場があります。
工場の様な広い建物に、のぼりがたくさん立てられていて「直売場」の雰囲気たっぷり。
今日のおすすめ品種が紹介されていました。
直売所の中は、その日に収穫できた品種たちが並んでいて、どれもプリップリで新鮮なぶどうが輝いています。
開店後2時間ほど経っていたので、すでにまばらな陳列ですが、まだ選べる程度には並んでいて良かったです。
中に在庫が少しあるようだったので、その日の収穫分があるうちは、奥から出してもらえると思います。
【林ファーム】今日の品種と実食
並べられている品種の紹介がしてあり、とっても選びやすかったので、一部載せておきます。
品種紹介(一部)
「フジミノリ」
「ゴルビー」
「巨峰」
他に、シャインマスカットもたくさん並んでいました。
【林ファーム】で取り扱いの品種を表にしましたので参考にしてください。
8月上旬 | 8月下旬 |
小粒~中粒、甘酸っぱくて美味しい! | 大粒、濃厚な味 |
巨峰・あづましずく・サマーブラック ダークリッジ・BKシードレス ヒムロットシードレス・ハニービーナス 紅富士・キングデラ |
シャインマスカット・マスカットノワール ナガノパープル・オリエンタルスター ピオーネ・藤稔・安芸クイーン・ゴルビー サニードルチェ・黄玉・ナイアガラ |
その年のシーズンで全ての品種を網羅するわけではないようですが、こんなにたくさんの品種を手掛けるのはとても大変なことでしょうね。
この日は8月も下旬に入る頃でしたが、、まだ巨峰が並んでいました。
ぶどうの王道「巨峰」はお値段も手頃で購入しやすいので、長いシーズンで購入できるのはありがたいです。
購入実食
この日、購入したのは「巨峰」と「藤稔」。
【林ファーム】では露地栽培にこだわっているそうで、ハウスで育てたものと露地で育てたものとでは、色味がまったく違う事に驚きました!
写真では分かりにくいかもしれませんが、左のフジミノリがハウス栽培で、皮に貼り感があり少し赤みの多い色をしています。
右は露地栽培で、太陽をたっぷり浴びて皮に厚みがありそうな濃い色味をしていますね。
食べ比べてはいませんが、なんとなく露地栽培の濃い色の方が濃厚な気がして、右を購入。
皮は比較的むきやすく、むいている最中にもぶどうの汁が手を伝ってくるほどジューシー。
※写真はフジミノリ
口に含めば、甘みも強くたっぷりの果汁で、思わずジュルッと音を立ててしまいます。
巨峰もとっても大粒で一粒食べる時の嬉しさがすごくあがって嬉しいです。
濃厚で食べ応え十分。
「巨峰」は【林ファーム】の代表作との事なので、是非一度は食べてみて欲しいです。
【林ファーム】ぶどう直売の他にも
完熟ぶどうを当日収穫、当日出荷で地方発送可能です。
その他にも、濃厚な味が想像できるジェラートも始められたそうで、気になります!
観光で犬山にお越しの方など、なかなか農園まで足を運べない場合は、【林ファーム】のジェラートや、ぶどうを使ったフレッシュなドリンクを、犬山城下町の【スワンズカフェ ジューススタンド】で頂く事が出来ますよ。
暑い夏にぴったりの、爽やかな味を試してみてくださいね。
【林ファーム】はぶどうの栽培に加えて、お米農家でもあります。
もちろん、お米の販売もされていますので、気になる方は是非問い合わせしてくださいね。
今年2022年から、犬山市の老舗和菓子屋【若松屋阡壱】の「フルーツ大福」に【林ファーム】のぶどうが使用されるんです。
【若松屋阡壱】のフルーツ大福は、シーズンごとに色々な種類の「フルーツ大福」を出されていて人気なので、このコラボ商品にワクワクしています。
【若松屋阡壱】の詳しい記事はこちら↓
まとめ
犬山市で初めてぶどう栽培を手がけた【林ファーム】は 、今3代目が心を込めて奮闘してみえます。
新しい事にも取り組まれ、ますます活躍されること間違いなしです。
行ってみたいなぁと思っている方、直売所は夏だけなのでお早めに!
道のりは、地元の人しかなかなか通らないところですが、シーズン中はのぼりや看板など目印をたくさん設置してくれているので安心です。
【林ファーム】の少し奥地にはキャンプ場「アウトドアベース犬山」がありますが、通年営業している「アウトドアベース犬山」の看板と【林ファーム】の目印は同じようなところに多くあります。
どちらの看板も同じ方面を目指せますので、ご参考に。