犬山城下町を南へ真っすぐ、昭和の名残を感じる通りには昔ながらの老舗が所々に佇んでいます。
和菓子の老舗【若松屋 阡壱】はその一つ、犬山名産の桃を使った季節のお菓子や、最中、フルーツ大福、和ジャムなどがおススメのお店です。
和菓子の気分の時、和テイストの手土産を用意したい時などに利用してもらいやすい様、店舗の紹介と合わせて実食レビューします。
※掲載内容は訪問当時のものです。 一部更新あり。
【若松屋 阡壱】フルーツ大福・最中を頂きました。
今までの購入品をご紹介します。
フルーツ大福
いちご大福
毎年必ずどこかで食べたくなる「いちご大福」。
口に収まりやすい小振りサイズです。
使用している苺は、お隣大口町のオリジナル品種で、水っぽくなく身がシャキッとしていて、餡に包まれたままパクっとしても、いちごが潰れて出てきてしまうことが無く、とても食べやすかったです。
濃厚な甘味こそありませんが、上品な白餡の甘みを邪魔しないさっぱりとした甘酸っぱさが魅力。
夏季のフルーツ大福
夏季でも期間限定で出るフルーツ大福が「シャインマスカット大福」。
この断面のジューシーな輝きがビジュアルだけでもう美味しそう!
プリップリのシャインマスカットの爽やかな甘みが、食べ終わりたくない美味しさでした。
この時期の葡萄のフルーツ大福は、犬山市の農園「林ファーム」さんから仕入れていて、大人気の商品なんですよ。
冬季のフルーツ大福
今回は「いちご・ゴールデンキウイ・みかん」を購入。
時期によって種類に変更はあるそうですが、以前伺った11下旬頃はこちらのラインナップでした。
※掲載写真は2021年のものです。
毎年同じ販売とは限りませんが「木・金・土」で販売しているとの事。
フルーツとおもちの間には白餡を挟んでありますが、冬になると生クリームでも作るそうなので、それも楽しみです。
フルーツによって若干大きさが異なりますが、みかんはとっても大きくてみずみずしくジューシー。
ゴールデンキウイは白餡に負けないくらい甘く、イチゴはさっぱりした甘みでどれもそれぞれ美味しかったです。
黒胡麻最中・大納言最中・どら焼き
他にも若松屋阡壱おすすめのお菓子を紹介します。
最中
最中の餡は注文してから詰めてくれるので、皮はパリッといただけます。
大納言最中は十勝産の大納言を使用。
あんこは丸一日かけてじっくり丁寧に炊いているそうです。
餡の中には、煮崩れずホクホク丸のままの小豆の歯ごたえもあり、さすが大納言といった感じがします!
黒胡麻最中の胡麻は扶桑町の近藤精麦さんから、こだわり胡麻を仕入れたもの。
焙煎された香ばしさは、大納言と合わせ、ねっとり滑らかな練り胡麻餡になってもとっても香りがよく、美味しさに感動しました!
小倉バターどらやき
小倉バターどらやきは手のひらサイズで軽ーく食べられちゃいます。
※掲載写真は2021年のものです。
バターがコクをプラスしてくれていて美味しかったです!
個人的に、少し温めても美味しいのではと思っています。
【若松屋 阡壱】どんなお店?
店内の様子などご紹介します。
どんなお店?
犬山の老舗で和菓子の歴史を研究・維持に取り組んでいるお店なので、店内にはその歴史を感じる展示物が並んでいるんです。
木型も色々あって見応えありますよ。
練り切りの体験会などワークショップの依頼も受けて見えます。
犬山銘菓の販売店でもあるので、犬山市でもなくてはならない存在。
【若松屋阡壱】は毎日炊き上げるあんこが自慢で、通年通して「最中」もおすすめで、夏季は犬山産の桃のお菓子や、冬季はフルーツ大福など年中楽しめる品揃えです。
店内の様子や品揃え
昔ながらの和菓子屋さんで、化粧箱入りの商品が多く選べます。
和菓子屋さんで購入する定番の「上用饅頭」を初め、ビジュアルも美しい和菓子たちの購入も出来ます。
別の季節に再来店した時は、また違った季節のお菓子。
※掲載写真は2021年のものです。
「極上わらび餅」は5個入りと10個入りがあり、個人的にも特に気になる商品で、ロングセラーで続く「黒ごま最中」と「大納言最中」は品が良く手土産におすすめです。
犬山の有名観光地をモチーフにした犬山銘菓や羊羹など、和菓子屋さんならではの定番も揃うので、安心の品揃えですね。
※掲載写真は2021年のものです。
【若松屋 阡壱】の看板メニューのひとつでもある「桃酔菓」(とうすいか)、「桃酔ひ」は、犬山名産の桃を使った季節限定のデザートです。
こちらの2商品は夏季限定で、毎年6月~8月末ごろの販売となっています。
地産地消の「和じゃむ」もおすすめ。
※掲載写真は2021年のものです。
犬山特産の桃、愛知県産のいちじくなど、パンやヨーグルトなどに合わせたら美味しそうですね!
黒いジャムは「黒ごま」。
お隣扶桑町の胡麻屋さんから、こだわりの胡麻を取り寄せているとの事。
コロンと可愛い瓶はギフトにしても良さそうです。
店舗前のブラックボードに本日限定やお店の紹介が書かれていますので、時々通り掛けに気になって寄ってみたりします。
【若松屋 阡壱】の住所・定休日・営業時間など
住所 | 愛知県犬山市犬山南古券186 |
電話 | 0568ー61ー1001 |
営業時間 | 月~土曜日 9時~18時 ※水曜日のみ9時~12時 |
定休日 | 日曜日 |
姉妹店 | キャスタ1階 10時~20時(年中無休) |
【若松屋 阡壱】の駐車場
店舗隣に3台駐車スペースが有ります。
番号1~3番に停めて下さい。
切り返しスペースも十分なのでとても停めやすいです。
【若松屋 阡壱】まとめ
ホームページではネット注文も出来ます。
最中のギフトセットは、餡と最中の皮が別包装になっていて、食べる時に餡を詰めるので詰めたての美味しさは嬉しいですね。
夏季限定の「桃酔菓」や、犬山が誇る国宝茶室『如庵』の窓の焼菓子「有楽窓」など犬山観光のお土産にもおすすめですよ。
個人的にはフルーツ大福がお気に入りなのですが、毎回たくさん購入も厳しいので、その日の気分でセレクト出来る品揃えも有難いですね。